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UCL Japan Youth Challenge 研修


◆UCL Japan Youth Challenge 研修とは

 福島高校のOBで英国ユニバーシティー・カレッジ・ロンドン(UCL)の教授である大沼信一先生がリーダーを務めるプロジェクトに本校3名の生徒が参加をすることとなりました。研修は、世界を先導する最先端の研究を行う研究者と交流を重ねながら、知見を深めることで、将来、世界的なリーダーになるための素地を育成することを目的としています。また、福島県高校教育課、アポロガス取締役会長篠木様、福島民報社取締役事業局長関根様らを含めた福島高校同窓会有志の方々、そして福島学院大学からの御支援により実現することができました。本当にありがとうございます。この場を借りて御礼申し上げます。

出発式

◆1~2日目

 無事、UCL大沼教授ともお会いでき、全員元気にイギリスでの初日を迎えています。

2日目研修での自己紹介・学校紹介スピーチ。興味がある方はご覧いただければと思います。


◆3~4日目

 UCLの先生へ福島からのお土産を贈呈しています。

白河だるまの贈呈
赤べこの贈呈

大学の先生方の講義が始まりました。いよいよUCLワークショップの開催です。


◆5日目

 今回のサマースクールのテーマである「レジリエンス」についてのワークショップが開催されました。
 ファシリテーターの指示の下、日本からの参加者、現地英国人参加者、UCL等の大学生が複数のチームを作り、最終日のシンポジウムへ向けた助走段階と位置付けて「レジリエンス」にかかわるブレインストーミングを行いました。福島高校の生徒たちも、同じチームとなった参加者に対して英語で話しかけながら、それぞれの思いをぶつけていました。ワークショップスタイルは日本でも見かけられるようなありふれたものでしたが、参加者の水準が高く、大学学部教養レベルの単語が次々に飛び出し、活発な議論が交わされていました。


◆6日目

 本日は、午前中にイギリス流の英語授業体験、午後は、UCL教員3名によるレクチャーデイでした。
 講義内容は、「コモンウェルスの社会変革に寄与した人物を取り上げてのリーダーシップの哲学的考察」「ビジネススクールでのリーダーシップ教育の導入について」「新規半導体開発と人工知能の将来」についてです。
生徒3人は、イギリスにもだいぶ慣れ、相変わらず元気に研修を受けていました。


◆7日目

 午前は、駐英日本大使館の松永書記官からのお話、午後は、UCLがあるカムデン区の区長や区議会議長による大規模市街再開発まちづくりの説明やUCL大学キャンパス見学ツアー、薩摩15名の記念碑の見学などが行われました。


◆8日目

 午前中は、カムデン区の区役所(区公会堂)への訪問。午後は、夕方のシンポジウムに向けた最終準備(ワークショップ)に取り掛かりました。
 シンポジウムは、日英両高校生が12グループに分かれ、これまでのワークショップで出されたテーマに基づいて発表内容をまとめ、発表するものです。
 福島高校は、「poverty(貧困)」をテーマに発表を行いました。

発表動画はこちら


◆9日目(最終日)

 この日は、ロンドン市内での文化交流と修了式が行われました。終了セレモニーでは、大沼先生から修了証明書が授与されました。

大沼先生との一枚
参加者全員での1枚

 7月20日から始まった研修もいよいよフィナーレとなりました。学びの多い大変有意義な研修でした。この研修で学んだことを様々な場面で発信してほしいと思います。

みんなにも読んでほしいですか?

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